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【ガスファンヒーターPart.2】予備暖房としての活用

2024年1月6日

ガスファンヒーターのメリットとデメリット

ガスファンヒーターのデメリットとして専用のガス栓を設けなければならず、そのコックに接続したガスホースが届く範囲までしか移動することができません。

また、石油ファンヒーターと同様で湿気が出ますし、長時間使用する場合は換気が必要となります。

しかし、普段台所で寒さを感じている方は、台所から動かすことはあまりないと思いますし、夏場に邪魔だと感じた場合は、簡単に接続を外すこともできて、収納も簡単です。

専用ガス栓に関しては、どうしてもガス配管工事が必要となりますが、どちらかというと、メリットを感じることが多い商品だと思います。

株式会社ノーリツ「ガスファンヒーターシリーズカタログ」より

ガス料金が気になるという方は、FFストーブやエアコンで室内が暖かくなったら、ガスファンヒーターを消してもらえるとガス料金が抑えられます。

また、機能にもある「エコ運転」をうまく利用するのもいいかもしれません。

エコ運転ってなに?

暖房器具の運転方式はおおよそ「自動運転」「手動運転」「エコ運転」の3つの方式になっています。「エコ運転」に関しては、現在の暖房器具には、ほぼ搭載されている機能だと思います。機種によって名称が、「エコ運転」「セーブ運転」「省エネ運転」など様々あるかと思いますが、機能としては全部同じようなものだと思われます。

自動運転・・・室内温度を設定し、その温度のプラス1~2℃室温が上がると、暖房の火力が弱くなる。自動で火力を調節してくれる運転方式。

手動運転・・・手動で火力を操作して、運転させる方式。寒ければ火力を上げて、暑ければ火力を手動で下げる方式。

エコ運転・・・自動運転とほぼ変わらないが、違いは、室内温度が設定温度まで達すると一度消火し、室内温度が下がるとまた点火する運転方式。燃料の消費を抑えてくれる機能。

ガスファンヒーターをうまく活用する

メイン暖房のFFストーブやエアコンとガスファンヒーターを併用するのであれば、エコ運転をうまく活用しながら、メイン暖房が暖かくなるまでの予備暖房として利用するのも良いと思います。

メイン暖房としても、ガスファンヒーターは優秀かもしれませんが、ガス料金が気になる方は先ほど紹介した「エコ運転」は必ず使ったほうが、コスト削減につながるのではないでしょうか。

これら商品の機能や特徴をしっかりとらえることで、自分なりのガスファンヒーター活用術を見出すことができるかもしれません。このコラムを参考に導入の検討材料にしてみてください。

当社でもガスファンヒーターは取り扱っているので、もし気になる方がいればご相談ください!