電気・石油等からLPガスへの燃料転換は、二酸化炭素の排出量を削減し、地球温暖化の防止に貢献しています。また、最近のガス給湯器は従来は使っていなかった排熱を利用し、熱効率を95%程度まで上げた、省エネルギー給湯器です。

当社では、環境保全に向けた取り組みと快適な暮らしの創造をご提案して参ります。

LPガスへの燃転事例のご紹介

温泉施設「野馬の湯」

ガスエンジンコージェネレーションシステムを導入

八戸市内にある温泉施設「野馬の湯」。2006年に重油消費量と電力消費量の削減を提案、ガスコージェネレーションシステムを提案し採用していただきました。ガスコージェネの排熱を利用し、水温を上昇させてから重油ボイラーに給水させることにより、重油消費量の削減と同時に発電した電気を施設で利用する事で、電気量を削減、オーナー様の希望を実現いたしました。

LPガスへの燃料転換

最近の重油価格の高騰、度重なるボイラーの故障などにお困りのオーナー様からヒアリングして、致命的な状況になる前に全てをガス機器に切り替えることをご提案させていただきました。

ＬＰガスへの燃転メリット

• ガス機器の熱効率の良さ、及び設備の放熱ロスの削減
• シャワー・カラン・床暖房の温度設定の容易さ
• 露天風呂の昇温温度の確保
• 機器の交換時のコスト、休業期間の違い
• 環境問題など

エコジョーズ15台連結設置

2009年12月に工事は完了。1tバルク2基設置、1基は自然気化にてサウナ、コージェネに供給。もう1基は温水式ベーパーライザーを使用して、エコジョーズ50号15台と床暖房熱源機に供給。このシステムにより汲み上げた源水を風呂場で使用した排湯から熱を回収し、一旦温度を上昇させることにより燃料消費量、電気消費量の削減、設備の放熱ロス削減、排熱損失を抑える事を実現。温水、給水、給湯配管の随所に、水量計と温度計を設置監視しています。

今回の導入は、オーナー様からの意見要望を聞き取り、省エネルギー・省コスト・熱効率ＵＰ・排熱利用、放熱ロスの削減、環境の優位性を提案、採用していただきました。今後もさらに温水供給のノウハウを磨き、業務用施設への提案へと繋げていきたいと思います。